Something new begins from Z again.

BMW Z4

The 4th generation From-Z is here,
now with BMW Z4 23i
May Zcar last forever!

SHIFT_Z4

2008/05/12

亜久里さん、ありがとうございました!

現在トルコGP放映中。悲しいかな、皆さんご存知のようにスーパーアグリF1の姿はありません。5/6に発表されたF1撤退。私の中で、また一つ大きな時代が幕を閉じたように思います。

小学校3年の時、初めて連れて行ってもらった富士スピードウェイ。76年のニキ・ラウダの事故は映画でも見ました。小6の時にはお年玉で1/12ブラバムBTのプラモデルを。以来、プラモデルにミニカー、F1は常に憧れの存在でした。80年代、セナ、マンセル、プロスト、パトレーゼ、ピケ等のスーパースターの登場とともに、日本でのF1ブームは最高潮を迎えました。最も感動したのはやはり92年のモナコでしたね。フェラーリ時代のベルガーのサイン入りモエのボトルは今でも家宝です。

90年の鈴鹿、雨の中、バックストレートでの観戦でした。セナ、プロストがシケインで接触、混戦の中表彰台に立った初の日本人ドライーバーが亜久里さんでした。フットワーク時代には、フットワークの本拠地加古川で、偶然亜久里さんが参加するオークションに参加し、プラグを落札。サインをもらい、握手してもらいました。写真は2006年の東京オートサロンの時、偶然ホテルの駐車場に入ってくる亜久里さん。「F1、頑張って下さい。応援してますよ!」とシャッターを。

近代F1は商業化が進み、安全対策の為にレギュレーションが毎年のように変わり、そのレギュレーションの隙間を縫って小さなウィングを付けまくり、イタチゴッッコの結果、醜い姿に生まれ変わりました。昔のF1がどれほど美しかったか。フェラーリ642、ウィリアムズルノーFW14辺りが間違いなく頂点でしたね。

そうしてヒーロー不在の醜くなったF1に愛想を尽かしかけた時、スーパーアグリF1の参戦は、少なくとも私の中で、もう一度F1に対する興味を抱かせてくれたのは事実。ここ2〜3年はTV中継が楽しみでした。偶然とはいえ何度かお会いする事が出来、是非数年後には表彰台をと願ってました。

でも今回の件で、F1には本当に愛想が尽きてしまったようです。プライベーターの参戦を拒むレギュレーション。どこからどうみても不細工なその姿。フェラーリでさえ機能を追求し美しさは微塵も無い。当然かっこわるいミニカーなんて買う気もしない。お金を出せる企業は日本にもあるはずなのに、スーパーアグリF1をスポンサーしても、見返り、宣伝効果も今のF1には望めないのでしょう。F1でいくらホンダに負けようが、トヨタが世界一ですからね・・・。