Something new begins from Z again.

BMW Z4

The 4th generation From-Z is here,
now with BMW Z4 23i
May Zcar last forever!

SHIFT_Z4

2008/11/24

Ver.S 見積り金額 4,122,410円也、高いのか安いのか。

6MT プレミアムアルティメイトイエロー/ブラック
車両本体:3,759,000円(特別塗装色136,500円込み)
フロアマット:37,800円
諸経費:325,610円
支払合計:4,122,410円

フェアレディーZは、Mr.Kこと片山豊氏が北米で収めた成功を元に現在に至ります。Z33として復活したフェアレディーZは、北米を始め世界95カ国で販売され、正確な数字はまだわかりませんが、おそらく20万台程度は売れたのではないかと思います。スポーツカーとしては、成功を収めたように見えますが、その背景を今振り返ってみると、北米・EUの過剰消費があったからに他なりません。

Z34が発売される今、北米・EUは金融危機により、今までに経験した事の無い大きなダメージを受けました。消費の低迷、小型車への移行は避ける事は出来無いでしょう。特にフェアレディーZが最も売れていた北米で、小型車への移行が始まっているのです。スポーツカーや高級車だけではなく、海外消費に頼る日本の加工貿易が限界を迎えているのかもしれません。

GMやFORDはともかく、トヨタ・日産までもが従業員削減、製造台数削減を強いられている今現在の経済状況下では、心理的に余裕を持って400万以上の2シーターをキャッシュで買える層は限られるでしょう。さらに、リースやローンの審査も厳しくなり、常識的に考えてZ33の販売台数を越える事はありえません。

しかし、私たちクーペタイプのスポーツカー好きにとっては、フェアレディーZが国産唯一の選択肢であり、さらに昔からのフェアレディーZファンにとっては、二度と空白の数年間を経験したくないわけで、絶対に売れてもらわないと困るのです。

フェアレディーZ継続への唯一の望み、私の希望的観測としては、消費を抑える為にフェアレディーZへの移行が一部で始まるのではないかと考えられる事。つまり、今までポルシェ等の高級スポーツカーに乗っていたワンランクもツーランクも上の富裕層が、この経済状況下に置いてもその感触が忘れられず、ランクダウンしてフェアレディーZをチョイスする事はないだろうかと。
こんな考えが杞憂に終わる滑り出しであれば良いのですが。

ファブリックシート、ナビ無しで4,122,410円也。ケイマンより200万円以上安いのは確かですが・・・。