それは関西人が最も気にするもの。今までずっと国産派だったのも、それが大きな原因でしょう。セリカXXでは、タービン壊れるわ、6気筒のうち2気筒死ぬわの経験もあり、「外車は壊れる」というのは全く気になりませんが、プラザ合意前の1ドル360円の時代にスーパーカーに憧れ、成人式を迎えた経験上、「外車は高い」というイメージが、どこかつきまとっていたのは確かです。23%だったかの物品税もありました。それが今や1ドル80数円、日本の自動車産業には打撃かもしれませんが、一消費者として選択肢が増えたことは喜ばしい限り。あとは自分を納得させる為の、こじつけでも良い何か理由がいるだけです。
で、BMW Z4 23i、日本価格は税込523万円也。ところが本国では36,400ユーロ、115円として418万、19%の付加価値税を除くと352万円、消費税5%足しても368万円。その差はなんと155万円也、純正ナビがついているとはいえ、「やっぱり外車は高かった。」完(笑
これでは納得出来ん。ということで、半ば強引にZやエリーゼと比較してみたり。ボディーカラーは好みの色で、オプションは好みも入れて平等に。
Mスポーツ・パッケージ、もしアフターパーツを後付けしたら、レカロ入れて+20万、サス換えて+20万、前後バンパーは塗装込みで+20万、アルミホイールは最低+20万と考えると、麻痺してるのか43万のパッケージが激安に思えてしまう。インテリアのピュア・インパルス、27万の内訳は、シートが本革&アルカンターラ、ダッシュボードにドア・トリム、これもロブソンレザーで張り替えたら、これ以上はかかるでしょう。
とどのつまりは、336PSのハイパワーVQ37VHRを取るか、非力な204PSでありながら好みのデザインを取るかにかかるわけで、この歳で336PSを振り回す自信なんて毛頭無いし、セリカXXのM-TEU直6SOHC2Lターボは145psだったし、自主規制前に戻ったと思えばそれで良しと。
さて、本国との差額155万円、これをどうしたものかと小一時間。得た結論は、輸入費用に50万、ガンダムチックなメタルトップに50万、デザイナーのJuliane Blasiのスタイルに40万、ブランド&エンブレムに10万、残りは「はらたいらに5万点!」として・・・まぁ納得。ビールで酔っぱらってなせる技かも。
後悔先に立たず、光陰矢の如し、なんくるないさ〜、と注文書に押印した次第。
今日から師走、師ではなくとも走り続けるしかないでしょう・・・