日本にクーペのときめきを。
本日、スカイラインクーペ誕生。早速ディーラーに行ってきました。デザインは可もなく不可もなく、優等生の部類でしょうか。見た目の強烈なインパクトはありませんが、力強いホイールハウスと流れるようなサイドラインはかなりいいと思います。リアシートは私でも頭打ち、170cm以上は無理ですね。長距離ドライブは12歳以下限定かも。
展示車はType Sでしたが、個人的には、ベースグレードのフロントマスクが好み。ありきたりな3分割より、Infiniti Coupe Conceptや、V35の流れを汲む2分割ダクトの方がスカイラインらしい。グリルはセダンのような高級感は無く、両端の処理が気になるので要交換?。それと、日産マークのインフィニティ化は必須でしょう。
Zもそうですが、ルノー傘下になってからは全部日産エンブレムで統一されるようになってしまいました。これはほんとに残念な事で、ZはZ、スカイラインも伝統のSマーク復活が必要だと思いますがいかがでしょう。
価格の方は高くなって、約3,700,000円から4,500,000円。国内販売目標台数はたった200台/月との事で、北米市場がターゲット。となるとZ同様トルク重視の3.7Lが必要なのでしょうが、少し敷居が高過ぎませんか?。ただでさえスポーツカー離れが進んでいる今、セダン同様、VQ25で3,200,000円程度のモデルがあってもいいんじゃないでしょうか。BMWの320i クーペが156psの非力なエンジンとはいえ、あのデザインで4,380,000円。実際にクーペを買うとなるとなると、悩むかもしれません。
確かにエンジンもミッションもブレーキもすばらしい性能で、32GT−R以上の加速を簡単に味わえるようになったようですが、これを購入するであろう団塊の世代以上のすべての人が、単純にパワーだけを望んでいるのかどうか。そしてその333psの有り余るパワーをまともに扱えるのかどうか、甚だ疑問です。
と、否定的な意見のように見えますが、これは日産ファンとしての厳しい見方ゆえ。他の国産車より、はるかに格好良く、パフォーマンスも最高であるのは間違いありません。試乗が楽しみです。
写真はディーラーでもらえるDVD。これはお早めに!
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