Something new begins from Z again.

BMW Z4

The 4th generation From-Z is here,
now with BMW Z4 23i
May Zcar last forever!

SHIFT_Z4

2008/09/16

<東証>日産自が連日で年初来安値――北米事業の悪化懸念で

株価はいいとして、「ブランド力で見劣りする」と言われたら言い返す言葉は無い。フェラーリ、ポルシェ、メルセデス、BMW、アウディ、日本車ではトヨタ。ブランドだけでも売れる車はいくらでもある。形、性能、価格、似通った車なら、今の世の中誰でも当然ブランドだけで選ぶ。エルメスやルイヴィトンの使い古しが高く売れるのと同じで、ブランドだけでリセールバリューも違ってくる。原油高が叫ばれ、世界の経済状況がどうであれ、ロールスロイスは今年も販売数を伸ばし続けている。技術の日産と言われたのは遥か昔。ZとGT-Rだけには多少のブランド価値があると信じてはいるが、今の日産には、そのブランド力というものは微塵も無いと言えるかもしれない。Z33オーナーが真っ先に変更するNISSANエンブレムにも、その責任はあるように思う。

さて、昨日9月15日、リーマンが破綻し、メリルはバンカメに救済合併、富の象徴である米証券会社の3位と4位がほぼ同時に淘汰された。次はAIGとの噂で、今開いた北米市場では寄り付きたったの$1.85。不謹慎かもしれないが、リーマンやAIGがどうなろうと、注目するのは株で儲けようとする人と、経済オタクだけ。大半の人はニュースも聞き流し、全く気にしてないのが現実。しかし、いずれ回り回って全ての人に何らかの影響が出るのを避けられないのも事実。

個人的に気になるのは、やはり今後のZ。Z34は開発済みで、これは間違いなく発売されると思う。デザインがどうであれ、それは個人の好み。北米で売れようが売れよまいが、今更やめましたとは言えない時期。その先は果たしてどうなるのか。言うまでもなく、Zの最大の市場は北米。その北米がこんな状態、当然円高。「北米事業の収益がより悪化するとの警戒が強い」コンパクトが売れても利益はわずか。大排気量のトラックにスポーツカーが売れない限り収益は悪化。つまりZ34が売れなければ次は無い。

少子高齢化に若者の車離れに環境問題、原油高は落ち着きそうなものの世界的にコンパクトが注目される時代。すでに安くてカッコいいスポーツカーなんて、誰も望んでないのか・・・。

(13時30分、コード7201)大幅に続落。前場に一時前週末比62円安の727円に下落し、連日で年初来安値を更新した。後場も安値圏で推移している。米大手証券リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけに米国の金融不安が深刻化し、北米での自動車販売に対する懸念の強まりが売りにつながっている。外国為替市場で円相場が対ドルで上昇していることも重し。トヨタ(7203)が8月に付けた年初来安値を上回っているのに対し、日産自は安値を更新している。市場には「景気悪化局面ではブランド力が販売を左右する面があるため、相対的に見劣りする日産自は北米事業の収益がより悪化するとの警戒が強い」(岡三証券の岩元泰晶アナリスト)との指摘があった。〔NQN〕